IT業界で働きたい、転職したいが志望動機をどのように書けば良いのかわからないと悩む人は多い。志望動機は、自分の強みをうまくアピールし、「この人なら」と感じてもらうように書けるかが重要である。
志望動機を書く前に、システムエンジニアに向いている人とはどんな人物なのかを知っておくと良いだろう。1つ目はITの分野に強い関心を持ち、いつでもIT分野の情報に触れることができるよう、アンテナを張り巡らせている人だ。2つ目は論理的思考を持つ人である。クライアントはビジネス上の悩みをIT技術で解決しようとしている。IT技術を使ってその問題がどのように解決できるかを論理的に考え、提示できる人だ。そして3つ目はコミュニケーション能力がある人だ。システムエンジニアには高レベルのコミュニケーション能力が求められている。会話の中から相手の抱える問題をくみ取り、解決方法を導けるような人が理想である。
志望動機の書き方のポイントをまとめてみよう。ポイントは3つある。1つ目はなぜシステムエンジニアなのか、なぜこの会社なのかを必ず盛り込むことだ。自分の強みがシステムエンジニアに向いているとか、企業理念や自身の体験からこの会社を選んだ理由を書くと良いだろう。2つ目は、システムエンジニアとして転職する場合、これまでの経験や知識を伝えることだ。この経験をここでならこう生かせると説明すると良い。3つ目はIT業界で働くのが初めてなら、なぜ選んだのか、そしてシステムエンジニアに求められることと関連するアピールポイントを考えることだ。